評価益と確定益

FXでよく使用される言葉「評価益」「確定益」

FXでよく使用される言葉としまして「評価益」「確定益」があります。
まず評価益というのは、ポジションを保有した時のレートと、現時点でのレートを比較した時に、どれだけの利益や損失を出しているのか、ということを表しています。

 

しかしこれは言うならば「今、決済したとすれば」という仮定の話となります。
ポジションを決済するまでにどれだけの評価益があったとしましても、決済して確定益にしないことには利益にはなりません。

 

そして確定益というのは、ポジションを決済したときの利益や損失を表しています。
損失を出した場合を差して評価益に対して評価損や含み損という言葉も使われます。

 

評価益は、マージンコールやロスカットの判断基準として使用されることとなるのでご注意ください。
またマージンコールというのは、追加保証金のことで、FXの口座に預けている証拠金から、含み損を引いた金額によって一定の割合以下となった場合に、もう少し証拠金を追加したり、ポジションの一部を決済させることによって損失に耐えられるようにしてくださいと注意をしてくれるものです。

 

最後にロスカットですが、FXの口座に預けている証拠金で含み損を引いた金額が、一定の割合以下となった場合に、FX業者の手によって強制的に停止をさせてしまうシステムのことを言います。