勝率にこだわり過ぎてしまうと自分を見失ってしまうこととなる
FX取引をする時に勝率にこだわっている人が多くいます。
もちろんこれには、一理あります。
その理由としましては、勝率が10割、つまり全勝だった場合には金額として考えると確かに小さいですが、儲けが出ていることに間違いはないからなのです。
ただしあまりにも勝率にこだわり過ぎてしまうと、自分を見失ってしまうこととなります。
また勝率にこだわる人というのは、損切りのタイミングを見失ってしまうことがあるので注意してください。
例えば勝率80%と勝率60%を比較して、一見「儲かっている」ように見えるのは、当然勝率80%の方となります。
しかし、「勝ち1回あたり」の金額が少ないと、何回も勝っていようが、「一回の損失」で全資金を失ってしまうこともありえるのです。
逆に言わせてもらえば1勝9敗の勝率10%でも、もちろん利益を出すことが出来ます。
いくら9敗したとしても1勝の利益が、9敗分の損失を上回れば良いことだと思います。
これは少々極端な例えですのでで、9敗する前にもっと反省して、自分なりの新しいルールを決めていくことが大切です。
しかし、この例えからは勝率にこだわるよりも金額として考える方が大切だということがわかると思います。
「一回勝てば、大きな利益を得られる」と、負けを前提とした考え方をするのはやめましょう。
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